新入社員の貯金額を徹底調査! 効率よくお金を貯める方法

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(写真=David Smart/Shutterstock.com)

新入社員の貯金額はどのくらいなのでしょうか。周りの人はどのくらい貯金をしているのか疑問に思ったことはありませんか。

今回は、新入社が1年間でどのくらい貯金ができるのか、効率よくお金を貯める方法はあるのかを考えていきます。

新入社員の貯金の実態は?初任給は?

明治安田生命保険相互会社が実施した『2016年春の新入社員を対象にしたアンケート』によると、1ヵ月あたりの平均目標貯蓄金額は、男女ともに5万円台という結果が出ています。

では、実際にどれくらい貯金できているのでしょうか。

金融広報中委員会の『年間手取り収入(臨時収入を含む)からの貯蓄割合(金融資産保有世帯)(2016年)』によると、20代の18.6%が貯金しなかったと回答しています。また、貯金額の平均は手取りの18%になっています。これは他の世代と比較して高めの数値ではありますが、収入別にみると、手取りが300万円未満の場合は42.3%の人が貯金しておらず、平均貯金額も10%(30万円未満)にとどまっています。ちなみに、『金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)』を見てみると、20代の金融資産非保有は59.3%とのことです。

厚生労働省の『平成28年賃金構造基本統計調査結果』によると、新入社員の初任給は大学卒業者で約20万3,000円、高校卒業者で約16万1,000円となっています。手取り300万円未満に含まれることから、新入社員の多くは貯金をできておらず、目標の貯金額に到達することが難しいことがわかります。

主な出費と、お金を貯める方法

ライフスタイルによって違いは出てきますが、一番大きな出費は一人暮らしの場合は家賃や光熱費となるでしょう。その一方で、社員寮や社宅の制度がある会社の場合は、この制度を利用することで毎月の出費を大幅に抑えることができます。実家暮らしの場合も比較的余裕が生まれやすくなりますので、その分を貯金にまわすことができるでしょう。たとえば、以下のような方法も検討できるようになります。
 
勤労者財産形成貯蓄(財形貯蓄)制度は、金額が給料から自動的に天引きされ、貯蓄されていくものです。これにより、毎月確実にお金を貯めることができます。財形貯蓄にはいくつかタイプがありますが、基本的には毎月決まった期間にならないと引き出すことができないので、よく考えてから利用することが大切です。

財形貯蓄の制度がない場合は、銀行の積立預金を利用する方法もあります。給料日に積み立てられるように設定しておくことで、自動的に貯蓄されていきます。毎月自由に使える金額を必要最低限に抑えておくことで、無駄な出費を抑えることができます。しっかりとした管理をできる場合は、使ってもよい金額を封筒などに仕分けておき、そこから出費していくという方法もあります。
 
貯金をするためには、まずお金が手元にないとできません。そのため、出費をいかに減らしていくかがポイントになります。

無理は禁物。目標を決めて計画的に

新入社員にとって、1年間は仕事に慣れるのも大変であり、ストレスもたまりやすい時期かもしれません。この時期は、まだ貯金のことを考える余裕がないかもしれません。そのため、企業側は福利厚生制度を整え、新入社員の健康面や資産形成のサポートをしていくことが求められます。

社員が健康的に働くことができ、計画的な資産形成をできるようになれば、満足度や定着率を向上させることができます。新入社員が無理のない資産計画を立てることができるように、しっかりと支援できる体制を整えていきましょう。

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