新入社員が社員寮に入るメリット、デメリット

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(写真=Tischenko Irina/Shutterstock.com)

新入社員に社員寮を用意している会社は多数あります。これは社員に対する会社の福利厚生の一環です。そこで今回は、新入社員が社員寮に入るメリットおよびデメリットを考えます。

社員寮の形態はさまざま

社員寮と一口にいっても、その形態はさまざまです。例えば、若い独身の人向けの独身寮、単身赴任者向けの単身寮などがあります。また、トイレやお風呂が共同のものから、個々の住居が独立しているものまで、いろいろなタイプがあるでしょう。どのような社員寮を提供するかは、その会社の事情や社員寮の目的によっても異なってきます。

社員寮のメリット

社員寮のメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

● 家賃などの節約
家賃は支出の中でも大きな割合を占めるため、新入社員にとっては負担が大きいでしょう。しかし社員寮の場合は会社が提供しているため、格安に設定されていることが多いです。そのため、社員寮に入ることは大きな節約につながります。社員寮によっては、光熱費も会社が負担する場合があり、こうしたこともメリットといえるでしょう。

● 通勤のストレス軽減
また、家賃を安く済ませるために遠方に家を借りた場合、通勤のストレスは大きなものとなります。会社の慣れない業務に日々苦戦している中、通勤にかかるストレスはさらなる負担になるでしょう。しかし社員寮だと職場から比較的近い場所や、駅からのアクセスが容易な場所であることが多いため、通勤のストレスが軽減できます。

● 食堂がある場合は、健康管理
社員寮には、食堂があり食事が提供されるところもあります。一人暮らしをしたことがない人にとっては、自炊は大きな負担になるかもしれません。だからといって外食ばかりでは栄養が偏ってしまいます。社員寮で食事が提供されれば、手間なく食事ができるうえに、栄養のバランスも考慮された食事をとることができます。結果的には、健康管理につなげることができるでしょう。

● コミュニケーション
新入社員にとって入社当初は、慣れない仕事や人間関係などの悩みを、一人で抱えてしまうこともあるかもしれません。一人暮らしの場合は気軽に相談できる人も少なくなりますが、社員寮ならば気軽に話を聞いてもらうという機会が多く、相談に乗ってもらうことも可能です。また、一人暮らしは病気になると不安という声を多く聞きます。これは看病してくれる人がいないだけではなく、重病になったときに助けを呼ぶことができないことにも関係しています。けれども身近に他の社員が住んでいる社員寮ならば、何かあれば誰かが助けてくれる環境にあります。これは新入社員にとって安心材料といえるのではないでしょうか。

社員寮のデメリット

社員寮のデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

● 築古物件の可能性
社員寮は昔から使用されているものが多いため、古さや汚れを感じてしまうことがあります。それまできれいな場所に住み慣れた新入社員にとっては、住みづらさを感じるかもしれません。

● コミュニケーションの多さ
また、社員寮は勤務時間だけでなく、勤務外でも社内の人との関わりが多くなります。独立した社宅形式であればそれほどではありませんが、共同生活の場合はトイレやお風呂などで顔を合わせる機会があります。他にも近場に住んでいることから、買い物ひとつをとっても知り合いと対面する機会が多くなります。

● 門限
社員寮によっては門限が定められていることがあり、プライベートな時間を自由に活用できないということもあるかもしれません。

社員寮は会社にとってどうか

新入社員は、業務とのミスマッチやいわゆる5月病などで会社に来られなくなることがあります。せっかく新たな世界に踏み出した新入社員が短期で体調を崩してしまうのは、会社としても避けたいことでしょう。

社員寮は、新入社員を孤独にさせないなど多くのメリットがあります。新入社員が先輩社員と話す機会があるため、社内哲学などの教育がスムーズに行われることも社員と会社双方のメリットになるのではないでしょうか。 

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