単体でもワンストップでも!社宅サービスの進化

(写真=alessandro guerriero/Shutterstock.com)

社宅のアウトソーシング業界が活発になってきています。社宅のアウトソーシングは、管理、福利厚生、経営に関してさまざまなメリットがあります。大手企業のなかには、社宅管理業務を全て代行業者に委託することで、社員満足度を高める取り組みを行うケースも存在します。社宅代行サービスの内容やメリットについて紹介します。

社宅のアウトソーシング

社宅をアウトソーシングすることで主に以下のような恩恵を受けることができます。

ワンストップサービス
不動産の知識が必要ない
業務量の変動に対応できる ・ コア業務への専念

ワンストップサービスとは、複数の業務を1つの窓口で対応するサービスのことです。特に、借り上げ社宅では個人の家主それぞれに対応しなければならないため、社宅代行業者が窓口として機能すると業務を大きく効率化することができます。

また、アウトソーシングを活用することで、不動産の専門知識やノウハウが無くても社宅の契約や準備ができ、時期による業務量の大きな変動にも対応することが可能となります。さらに、社宅管理に割く時間をコア業務に費やすことができる点も大きな魅力と言えるでしょう。

さまざまな代行サービス

社宅代行サービスは主に以下のようなサービスを提供しています。

●会社所有の社宅の場合
・ 資産管理
・ 設備管理
・ 入退去管理
・ 賃貸に転用した場合の営業代行、契約業務

●借り上げ社宅の場合
・ 物件の斡旋
・ 新規契約、更新契約、解約管理
・ 入居者入れ替え・退出補修業務
・ 入金支払管理
・ 月次業務、年次業務

借り上げ社宅の新規契約時には、入居者の希望に沿った物件の斡旋から引き渡し、管理まで手間がかかる業務を全て任せることが可能です。また、解約時の室内チェックや原状回復交渉、リフォームの手配などの心配もありません。

さらに、社有社宅であれば賃貸として経営する際の営業代行なども請け負ってくれます。月次業務では定期的な社宅データなどの報告、年次業務ではトラブルやクレームへの対応や、入居者、家主、管理会社との対応などが行われます。

業者ごとに異なるサービス内容

事業者によって内容は異なりますが、契約の際に捺印サービスは利用することができます。不動産の契約では捺印が必須ですが、短期間で何度も契約書を郵送する手間がかからないよう、事業者に捺印を預けておく、もしくは正式な代理人として事業者に捺印して貰うことができます。

どちらの捺印サービスであっても、信頼できる事業者にのみ依頼し、印鑑の紛失や意図しない契約を結ばれてしまった場合に備えて損害賠償などの取り決めを行っておく必要があります。

また、一般的な社宅代行サービスでは企業が家主と交わす契約を代行しますが、代行事業者が家主から社宅用の住宅を借り受け、さらに企業に転貸するサービスも存在します。その場合、通常は資産として計上する敷金を費用として計上する便宜を図ってもらうことが可能となります。

さらに、不動産経営のノウハウを活かし、入居者のニーズに合わせた住宅制度の設計や、社宅制度運営に関するコンサルティングサポートなどを行う企業も存在します。

近年のアウトソーシングは単純な業務の代行に止まらず、業務の企画や設計まで請け負う仕組みが積極的に導入され、より企業との繋がりが強まっていると言えるでしょう。

社宅代行のメリットを理解しよう

社宅制度は従業員に喜ばれる福利厚生ですが、導入するとなると不動産のノウハウが必要となり、ノンコア業務の作業量が増える可能性があります。社宅代行サービスを利用することで、余分な手間をかけずに福利厚生を充実させることが可能です。業者によって異なるサービス内容を比較し、企業や従業員のニーズに合った事業者を選択していきましょう。

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